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保有資格について

コロナ禍にオンラインワークが主体になった人のメリットを聴くと、

「以前より自由な時間が増えた」と話す方が多いと感じます。

そんな影響もあって、巷では「コロナ禍は独学ブーム」ともいわれているようですね。

 

私もオンラインワークのメリット=増えた時間を生かし、

独学で2つの資格を取得しました。

 

ひとつめは、『ビジネス著作権検定上級』。

その合格通知を受けて、4か月後に国家資格である『知的財産管理技能士(2級)』を受験。

予想以上に出題範囲が広くて、

こりゃ初回は落ちる…と思っていたのですが、

ありがたき合格の報せが届きました。

 

決して若くはない我が脳細胞、あちこちガタついている身体、、、

それでもやってみるもんです。

私が試験に落ちたって誰も不幸になるわけではないし、誰の迷惑にもならない。

そう思って、まずはコツコツ毎日勉強。

というのは、オ嘘でございます。

 

やる気エンジンが止まってる日は抗わずに、教材の1ページも開かず。

 

ヨシ!今日はやるぞ!と自分のお尻を叩き(ほんとに叩いていた)、

テキストを5ページ、10ページ、ヨシヨシ今日は調子いいぞと進めていたら、

いつのまにか腰痛ストレッチ動画に集中力は移行…(You Tubeさん、ありがとう)。

 

「あーあ、今日もやっちまった、、じゃなくて、やってないよ、べんきょー、、汗」

と、こんな独り言をいいつつ、

自己嫌悪沼に浸っている期間もありました。

 

図書館で勉強を進めると、

これまた静けさが気持ちよくて居眠りしてしまったことも…(図書館さん、、スミマセン…)、

 

そうこうしているうちに、

決して豊かではない懐から

オイ、身銭をきってるんだぜ(下品ですみません)とか、

勉強する時間は今しかないんだボケ!(乱暴でゴメンナサイ)とか、

自分から自分にハラスメント言葉を投げかけつつ、

試験日まであと1カ月という頃に、

スリープモードだった独学タイマーがようやくONモードに。

 

そこからは、テキスト⇒過去問解き⇒テキスト⇒過去問解きを繰り返し、

毎日最低でも2時間、休日は6時間くらい集中して勉強を重ねました。

 

それでも年頃のせいでしょうか、

3日前に覚えたことがするする~と

記憶の彼方へと行ってしまうことが多すぎて多すぎて。

 

「あー、3日前に覚えたのにまた忘れた!かーっ、イライラするわ~」

などと、スタバやコメダ珈琲(私のお勉強スペース)などで

ひとりブツブツ言い放つ日々を過ごしておりました。

 

そして、自分へのイライラがMAXに達した頃、

脳の記憶レベルに変化が現れました。

 

新しい過去問が解けるようになる。

その過去問の点数が100点近くをとれるようになる。

自分の夢に、知的財産系の質問にスラスラと答えている自分が登場する。

 

この状態が、試験の3日前。

「これは、、、いけるかもしれないな。落ちてもそこそこの点数はとれるだろう」

と感じました。

 

そしてこんな私でも合格。

 

もう年だからムリ、

記憶力落ちてるからダメだ、

なんてことをコロナ以前の私だったらあきらめていたかもしれません。

 

身体はガタついていても、

脳はあきらめなければついてきてくれるんだなってことを、

今回の資格取得で実感しました。

 

独学は、孤独です。精神的にきつい時もそりゃあります。

イライラします。図書館で寝たりもします(私だけか)。

スタバの出費がかさみます(これも私だけか)。

首肩がめちゃくちゃ凝ります(頚椎症悪化…泣)。

 

が、その分、達成感はサイコーレベルでした!

 

ということで、今日は独学のススメみたいになってしましましたが、

次回の投稿から『知的財産管理技能士』ってなんぞや?

『ビジネス著作権検定上級』ってなんなん?

に答えていきます。

 

では次回まで、

ごきげんうるわしくお過ごしください。

 

遥美香子でした。